映画の数がどれだけあるのか判りますか?

コロナで勢いが落ちて2021年には959本と減っていますが、2019年に日本で公開された映画の数は邦画689本、洋画589本、計1,278本まで増え続けていました。(※日本映画製作者連盟の統計)ネットオリジナルのドラマが増えているので、ここでは日本の映画館で公開されたものを映画と呼びます。 以前から映画公開至上主義なところがあって、映画館で上映されない独立系の(大手映画会社の出資がない)低予算なものは Vシネマ と区別していましたね。アニメもTVで放映されたものは別扱いされていた気もします。

昔、毎年発行されていた「ぴあシネマクラブ」では収録している映画の本数が表紙に書いてありました。ぴあシネマクラブ1994年版では、「劇場でビデオでテレビでいま日本で見られる映画」という定義で洋画8,100本、邦画4,900本でした。日本映画製作者連盟が発­表している当時の公開本数が553本で、近年は公開本数が倍増していることがわかります。この統計データで1955年から2020年までの公開本数データの合計は4万7千本を超えます。

ぴあシネマクラブ

リバイバルや年をまたいだロングランもあるでしょうから、毎年の公開本数の積算が必ずしも総タイトル数ではないと思います。しかし映画がでてから100年以上たっているから、おおよそ5万本以上の映画が存在するはずです。日本で公開されるのは、ハリウッドが多くて、すごい数のインド映画やヨーロッパの作品は一部しか入ってこないので、劇場未公開作品まで入れると誰も確かなことは言えないのではないでしょうか?

日本で一番網羅した映画データベースと思われるallcinemaも本数は掲示していません(ここは作品としてイタリア映画の複数の公開時タイトルまでカバーしているのがスゴイ)。映画で11万をこえる数字がでることもありますが1000本以上はリスト表示されないのでパッケージの重複かもしれません。amazonのプライムビデオで検索すると2010年代の映画だけでも3万以上の検索結果と表示されますが、字幕版と吹き替え版などバリエーションがあるので、これも実態が掴みにくいです。iMDB(amazon傘下)もwikiでは「150万本以上の映画とテレビ番組」とありますが、iMDBのPRESS ROMEではMovie Titleは595,970(2021年12月時)とあります。日本映画(Origin:japan)で検索すると205,074タイトルあります。しかし、これには19世紀のフィルム、吹き替えの米国アニメや派生作品のようなものも含まれているので参考にはならないかもしれません。

このようにデータを並べても各社の解釈の違いもあるので、世界の映画の数は誰にもわからないというのが結論です。