スマートフォンが変えたもの2
誰もがスマートフォンを使うようになって(所有比率94%:NTTドコモ調べ)、多用途に使えるからこそ、その為に他のものが売れなくなって衰退している品目も多いのではないでしょうか?
パソコン、地図、ゲーム、CD(音楽)など影響を受けたと思われるものは沢山ありますが、一番はカメラとフィルム(現像プリント)なのではないでしょうか。
写メールでケータイにカメラがついたのが2000年。この年がカラーフィルム需要のピークで、2010年ごろまでに急激に下がっていきます※1。デジタルカメラは1995年のQV-10くらいから一般的になっていき2010年にピークとなり、スマートフォンの普及と共に急速に需要が落ちてしまいます※2。
- ※1参照:富士フイルムホールディングス イメージングソリューション事業説明会(2018年3月)資料
- ※2CIPA 一般社団法人カメラ映像機器工業会 / デジタルカメラの出荷数統計(単位:万)
- ※スマートフォンの出荷データはGartner,Strainerなどの主要メーカー世界出荷数合算を参照
2015年以前はiOS, Android以外のOSも含みます。 - ※2020-2021年はコロナCOVID-19の影響があると考えられます。
もちろんレンズ交換できる本格的なカメラは、まだ人気も需要もありますし、毎年新製品もでているので無くなることはなさそうです。ビデオカメラの代わりに動画を撮影する性能があがっていたり、デジタルカメラといってもドローンにつけるものや、アクションカメラのような用途別に進化している印象をうけます。
スマホの価格が高くなりすぎているのは、新製品の度にカメラ性能をあげているせいでないのかと思うことがありますが、レンズ交換式のカメラより、スマホでとった方が画像補正が入ってキレイに見えることもありますからね。でももっと廉価版のiPhoneも出てきてほしいところです。
写真の形も、かつてのフィルム時代に35mmとかライカ判という24x36mm(6:4)のバランスが標準だったのが、テレビのようにハイビジョンの16:9のバランスになったかと思えば、スマホの画面も最初はその9:16の縦長だったのが、9:18とか9:21といったさらに縦長いものになってきています。
そして、TikTokへの競合ということかYoutubeやSpotifyでもショートムービーがはじまりました。smash.のような縦長専門のアプリもでてきたので、マンガのように映画や写真集も縦長のものをスマホで見るのが主流になるのかな?






