IBMっていうアメリカの会社は、いまの10代以下の人にはほとんど認知されていないように感じるけどどうでしょう?かつて、コンピュータと言えばIBMというくらいに、有名なブランドでした。映画「2001年宇宙の旅」に出てくる宇宙ステーションのAI(赤いランプ)の名前HALはIBMの頭文字をアルファベット順に一文字ずつずらしたもの。有人衛星の軌道計算のためにIBM7090がNASAに最初に導入されたのも映画「ドリーム」で描かれています。長い間パーソナルコンピュータの世界で「IBM互換機」が基準となっていたことからも、その存在感が大きかったことがわかると思います。
もともとIBMとはInternational Business Machineの略で、第2次大戦以前からコンピュータのかわりの計算機 を作っていたり、コンピュータが始ったころから入出力の部分を作っていて、戦後は最大手のコンピュータメーカーというイメージを多くの人が抱いていました。
ビジネス機器という社名のとおり、100年前からタイプライターを作っていました。タイプライターって20代くらいの人だと見たこともないかもしれませんね。外国の昔の映画でくらいしか出てこないかもしれません。一般的にはタイプライターというと、国内ではイタリアのOlivettiが有名で、細い板の先に文字が一文字づつあるものを思い描くと思います。 しかしIBMのタイプライターは1960年代から他の会社とは違う、ゴルフボールのような印字部分をもつ電動タイプライターを作っていました。ゴルフボールサイズで、途中で交換できるので、複数のフォント(字体)が使えた事も画期的でした。そして、1964年には磁気テープによる記録ができるようになり、やがてメインフレームにも繋げられるなど、ワープロの原型のような機能もあったとか?










