スマートフォンが変えたもの
スマートフォンの登場から15年で、世の中のいろんなことが変わってしまったと思うけれど、旅行に出掛けて一番実感するのが道案内です。
数年前、ヨーロッパへ旅行に行った時に、その便利さに驚きました。英語ならともかく、ヨーロッパ内では多言語で駅名を読むことさえ難しい。若いころに初めてヨーロッパ内をユーレールパスで一人旅をしたときは、大都市間は問題ないものの、パリの北駅から近郊の街へ行こうとしても、どの電車に乗ればいいのかわからず、結局辿り着けなかった苦い思い出があります。
それが今では、たとえばオランダ語の読めもしない駅名でも、スマホのgoogleマップで現在地と目的地さえセットできれば、市電の乗り換えさえ問題なく出来てしまいます。
※ 右図は例としてアムステスダムの中央駅から、ビール会社ハイネケンの工場後にある博物館みたいなところへ路面電車で行くとした場合の案内。


1991年に出版された雑誌「AXIS」の表紙にあるのは、当時のAppleが未来のコンセプトモデルとして発表したもののひとつ。自転車にとりつけて使うナビゲータ。この当時はジョブスがまだ戻っておらず、翌年にNewton MassagePadがでるくらいタイミング。昔のMacOSっぽいインターフェイスで、現在地、次の目印、目的地の写真がでて「29番通りの最初の角を右へ」などと書いてあります。
日本でカーナビが登場したのは80年代だけど、GPS搭載の市販カーナビが登場したのは1991年。


それから16年後、まだ日本でiPhoneが発売されていなかった時(2007年9月)に「MacPeople」の付録でiPhoneの機能を紹介した冊子のなかでは、すでにgoogleマップのルート検索が紹介されています。今ほど詳細な情報ではないけれど、iPhoneが最初からいろんなサービスを取り込んで社会を変えようとしていたことが伺えます。






